年頃になれば、誰もが一度くらいは自分の「口臭」を気にしたことがあると思います。
「口臭」は一人部屋に引きこもり、閉ざされた空間で生活していれば気になりませんが、一般的な社会生活ではなんだかんだ気になるものです。
欧米では日本とは異なり、人と人の間の距離が短いほど親密であるという習慣があり、欧米人は「口臭」や「体臭」についてエチケットとしてかなり気を使うのが常識となっています。
今では日本も口臭に対するエチケットは最低限のマナーとなってきています。実際に、口臭を気にして病院にやってくるのは、圧倒的に女性に多いと言われています。特に管理職や、営業職などの方は口臭はエチケットとして気にしているみたい。
でも、病院にいっても治らないこともあるんです。
歯医者にも『異常なし』といわれた私の診断。
口臭外来にて、口臭測定器でチェック。
先生 「揮発性硫黄ガスの濃度は低いですね、問題無し」
私 「しかし口臭、他臭とも気になるんですが・・」
先生 「気のせいでしょう、良い精神科を紹介しますね」
そして歯磨き指導と舌苔を磨く指導を受けます。
次は胃腸科、耳鼻咽喉科、呼吸器科、とたらいまわし。
しかしどこに行っても「治療の必要無し」と言われます。
・・・結局治らない?
歯磨きも正しいやり方を教えてもらい、歯石もほとんどついていない。でも、口臭はまだありました。
いろいろやってもダメだったんです。
友達に聞くと、とくに口臭対策はしてないと言い、あくまでエチケットで食後にガムやタブレットを使う程度。
食生活も、きちんとしているのに、なぜ私だけが・・?
喋っていた相手が口を手で抑えときは、もしかしてわたしの息が原因?なんて思ったり・・。
自分の口臭が気になって、人がそばで話し掛けてくるとどうしても自分の口を手で抑えなければ我慢出来ないし、くさい匂いが伝わっていないかすごく心配でした。
とくに、人と接するときはすごく気を使います。
たとえば、友達とランチに出たり、デートの時は歯も磨けないので、ガムやタブレット、スプレーを持参したり、香水で紛らわしたり。満員電車やエレベーター内はマスクをしたり、息を殺していました。診察結果を聞くたびに口臭は一生治らないんじゃないかと落ち込み、自信喪失。そうやって、一端気になりだすと、口臭のことばかり考えてしまうんですよね。